TOEIC

TOEICパート5 練習問題 No.2

エイゴドーラク編集長のもこです😎

私は先日10月2日のTOEIC公開テストを午前の部で受けました。

全体的に難しかったな~というのが感想です。リーディングには今までのテストで目にしなかったような単語も出ていて、印象に残る回でした🌞

テストを受けたので、今回もオリジナルのパート5練習問題をお届けいたします!

問題は10月2日(午前)TOEIC公開テストで見たものを参考にして作りました

練習の足しにしてくれると嬉しいぞ!!!

問題(全5問)

1. ——, your electricity bills are higher during summer than any other season in a year.
(A) Especially
(B) Typically
(C) Finally
(D) Absolutely

2. The success of the project depends on Ms. Watkins, who is —— for everything from selecting staff to managing the budget.
(A) response 
(B) responding
(C) responsible
(D) responsibility

3. Some of the managers will be out of town next week, so we need to —— the weekly meeting.
(A) stagger
(B) distribute
(C) finalize
(D) occupy

4. You should add small —— to the cactus soil so that it can drain the water quickly.
(A) accounts
(B) stoves
(C) instruments
(D) pebbles

5. After a week of negotiation, Shima Snacks Company decided to —— a deal with the largest supermarket chain in Japan.
(A) emphasize
(B) attract
(C) persuade
(D) close

解答と解説

1. ——, your electricity bills are higher during summer than any other season in a year.
(A) Especially
(B) Typically
(C) Finally
(D) Absolutely

答え:(B)Typically〈通常、たいてい〉

文意に合う副詞を選ぶ問題ですが、使い方にも着目しましょう。

副詞+カンマ+文となっている場合、その副詞はあとに続く文を修飾します。これを「文修飾」と言いますが、すべての副詞でこの使い方があるわけではありません。

(A)Especially〈特に〉は文修飾の用法がないため、文頭に置くことができません。こうなると意味的につながるかどうかは関係ありません。

(D)Absolutely〈絶対に〉も同じく文修飾の用法がないので除外されます。「もちろん」という返答で ”Absolutely!” と使われることがありますが、文頭にあっても文修飾はしていないところがポイントです。

(B)Typicallyと(C)Finally〈ついに〉は文修飾が可能なので候補になります。最後は意味で判断して(B)を選ぶという問題でした。

typically〈通常、たいてい〉の同義語にusuallyやnormallyがあり、どちらも文修飾OKです。使い方まで覚えておくとアウトプットで正しく使用できますね。

typicallyを「タイピカリー」と発音する人がいますが、これは間違いです。「ティピカリー」と読みましょう。

(訳)通常、夏の間の電気料金は、1年のほかのどの季節よりも高くなります。
※文中のyourは「一般論」を意味しています。「あなたの」と特定の誰かを指しているわけではありません。

【語句】
・electricity bill(電気料金)
・than any other 単数名詞(ほかのどの~よりも)

2. The success of the project depends on Ms. Watkins, who is —— for everything from selecting staff to managing the budget.
(A) response 
(B) responding
(C) responsible
(D) responsibility

答え:(C)responsible〈責任がある、担当である〉

品詞問題ですが、熟語の知識があれば秒殺です。

be responsible for ~(~の責任がある、担当である)という意味ができるので(C)が正解です。for 以後には、名詞や動名詞が続きます。

(B)respondingは、respondの現在分詞あるいは動名詞ですが、いずれにしてもrespond to ~(~に返答する)という形になるため、ここには入りません。

(A)responseは名詞です。動詞respondと同じように、response to ~(~への反応、応答)で使います。

(D)responsibility(責任)は、responsibility to do(~する責任)や、responsibility for ~(~に対する責任)という形で使われます。この問題では、動詞がbe動詞のため、responsibilityを入れてしまうと〈who = 責任〉という関係になってしまい、意味が成立しません。responsibleを入れて〈who = 責任がある、担当である〉という意味になったほうが正しいのは明らかですね。

(訳)そのプロジェクトの成功はワトキンズ氏にかかっており、彼女はスタッフの選出から予算の管理まですべてのことを担当しています。

【語句】
・success(成功)
・depend on ~(~次第である、~にかかっている)
・manage(~を管理する)
・budget(予算)

3. Some of the managers will be out of town next week, so we need to —— the weekly meeting.
(A) stagger
(B) distribute
(C) finalize
(D) occupy

答え:(A)stagger〈~を変更する、調整する〉

この単語は、パート7の文中にありました。大学受験では「よろめく」という意味で覚えるこの単語ですが、「予定などを変更する、調整する」という意味もあります。

(B)distribute(~を配布する)
(C)finalize(~を最終決定する)
(D)oppucy(~を占有する)

ほかの選択肢はいずれも目的語の the weekly meeting とつながりません。

(訳)部長たちの何名かが来週町を不在にするため、我々は週例会議を調整しなくてはなりません。

【語句】
・be out of town(出張などで街を離れる)

4. You should add small —— to the cactus soil so that it can drain the water quickly.
(A) accounts
(B) stoves
(C) instruments
(D) pebbles

答え:(D)pebbles〈小石〉

この単語もパート7の文中にありました。ちょうど園芸がトピックの問題で、正解にも絡んでいました。なかなか知る機会もない単語なので、これを機に覚えてもらえるといいです!

(A)accounts(アカウント、口座、説明)
※10月2日のテストでは「説明」の意味で出題されていました。
(B)stoves(コンロ)
※冬に使う「ストーブ」は “heater” です。
(C)instruments(楽器)
※パート1の問題に出ていました。

(訳)素早く排水できるよう、サボテンの土に小石を加えるといいです。

【語句】
・add A to B(AをBに加える)
・cactus(サボテン) 「カクタス」と読みます。
・soil(土、土壌)
・drain(~を排出する、排水する)

5. After a week of negotiation, Shima Snacks Company decided to —— a deal with the largest supermarket chain in Japan.
(A) emphasize
(B) attract
(C) persuade
(D) close

答え:(D)close(~を結ぶ)

close a deal(契約を結ぶ、取引を成立させる)という意味を知っていれば選べる問題です。これと同じような問題が、10月2日には出題されていました。

日本のビジネス用語でも、契約締結の段階を「クロージング」と呼びます。私はその言葉に馴染みがあったので、無事に選ぶことができました。

「契約を結ぶ」は、ほかにも make a deal / sign a deal で表現できます。

(A)emphasize(~を強調する)
(B)attract(~を惹き付ける、魅了する)
(C)persuade(~を説得する)

(訳)1週間の交渉の後、シマ・スナック社は、日本最大手のスーパーマーケットチェーンと契約を結ぶことを決めました。

【語句】
・negotiation(交渉)
・decide to do(~することに決める)
・deal(契約、取引)

問題は以上になります。

公開テストを受験したら新しい問題をアップしますので、楽しみに待ってもらえると嬉しいです!

最後までご覧いただき、ありがとうございました😎