TOEIC対策は独学でできる? スクールに通うべき?
こんにちは、リノキア英語ブログです。
今回はTOEIC対策をする際に独学でも大丈夫か、それともスクールに通うべきかを語っていきたいと思います。
TOEIC対策は「英語の勉強」ですから、学生時代の経験次第で印象は人それぞれでしょう。
英語が得意だった人は独学でできると思うでしょうし、英語が苦手だった人はスクールや塾に頼ったほうが安心と思うでしょう。
このように人によって独学派・スクール派に分かれますので、それぞれの特徴や、向き・不向きについて書いていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
独学が向いている人
学生時代に英語が得意だった人は独学でできる可能性が高いです。
なぜなら成績が上がるプロセスを知っているからです。
単語を覚えたり、文法を覚えたり、過去問を解いて傾向を分析したりという経験があると、TOEIC対策も独学でできるでしょう。
何よりも得意意識があると「自分ならできる」と思えます。この自信が大事ですね。
独学には試行錯誤がつきものです。
テキストを買ったけれども自分には合わなかったり、ネットで見たおすすめの勉強法を試してみたけれども自分には合わなかったりと、自分に合うものに出会うまで回り道を経験するでしょう。
テキストや勉強法が自分に合わなかったと気づく過程すらも有意義に感じられる人は、独学でもしっかりTOEIC対策ができます。
逆に、回り道をしたくない、テキストで無駄な出費をしたくない、という方は独学は向いていません。TOEICを熟知している人の助けを借りる方がいいでしょう。
TOEIC対策をする方のほとんどは「〇月までにTOEIC〇〇点を取りたい」という期限付きの目標を立てています。
昇進・就活・転職など、TOEICが必要になる場面はいろいろあります。
どれもスコアを提出する期限がありますから悠長にしていられません。ガンガン勉強して、さっさと目標スコアを取ってしまいたいというのが本音でしょう。
逆にTOEICのスコアが必須でない人は、スコアアップを急ぐ必要もありません。そういう人は独学でやっても大丈夫ですよね。たとえ長期間スコアが上がらなくても焦らなくていいのです。
生涯学習として英語を勉強し、その一環としてTOEICを受験される方は、ご自分のペースでTOEIC対策をすればいいのです。
何かに急き立てられずに、のんびりとやる勉強はとても楽しいですからね。
スクールに通ったほうがいい人
勉強が苦手だと、TOEIC対策をしようにも何から手をつければいいのか分かりません。
そういう場合は、スクールに行っていろいろ教えてもらうほうが効率がいいです。
スクールに通えば適切なテキストも勉強法も教えてくれるし、宿題として何を勉強すればいいかも指示してくれます。
あれこれ自分で決めて進めるのが苦手で、やり方も分からないという方は、スクールを検討するのがいいでしょう。誰かに管理してもらうのが一番です。
スクールに行けば、最初から「正解」を教えてくれます。
だから間違ったテキストを買うこともないし、間違った勉強をしてしまう恐れもありません。
スコアアップを急いでいて、最短距離で目標スコアに到達したい人はスクールに通ったほうが無難です。
ただ、スクールに通えばスコアが必ず上がるものではありませんから、そこは注意です。やはり自己学習をちゃんとやらないとスコアは伸びません。
スクール選びの注意点
集団授業・個別指導それぞれの特徴を見ていきましょう。
・カリキュラムが決まっている:すでに知っていることを教わる可能性もあるので、事前にコース内容を確認したほうがいいです。また、都合がつかなくて授業を欠席すると振替できない場合もあります。
・仲間がいる:集団授業なので同じクラスを受講している人がいます。勉強仲間でありながらライバルでもありますので、やる気が出るかもしれません。
・料金が手頃:集団授業のコースは、個別指導と比べて授業料が手頃であることが多いです。
・質問がしづらい:ほかの生徒がいる状況だと、先生に質問するのを躊躇してしまう人もいます。
・個人に合わせた授業:個別指導だと人によって授業内容が異なります。自分の弱点、知らないことにフォーカスできます。授業のスケジュールも柔軟に対応してくれます。
・質問しやすい:講師と1対1なので、気になったことを聞きやすいです。
・料金が高め:個別指導は集団授業よりも授業料が高いことが多いです。
・先生が変わるかも:個別指導だと授業ごとに違う先生にあたる可能性もあります。一貫性を重視するのであれば、同じ先生でお願いしたほうがいいでしょう。
実際にスクールの説明会やカウンセリングに参加して、気になるところを詳しく聞いてみましょう。
せっかくスクールに通うとなったら、いい先生に教わりたいですよね。
私個人の意見として、以下のような先生は注意です。
・定期的にTOEICを受験していない
・保有スコアが低い(800点台とか900点前半)
・外国人の先生(気軽に質問できない)
TOEICを教えるのであれば、先生自身がTOEICを熟知していないといけません。頻繁に受験していない人には最新のテスト傾向は分かりませんから、やはり定期的にTOEICを受験している先生のほうが信頼できます。
また、TOEICは英語学習をしっかりやっている人であればそんなに難しくありません。TOEIC800点台や900点前半というのは英語力に穴がたくさんある状態なのです。TOEIC指導をするのであれば最低でもTOEIC970点を持っている人にお願いしたほうがいいでしょう。
先生が日本人か外国人かも気になる人が多いかもしれません。日本語が話せない先生だと、気軽に質問することができません。もし不安な場合は、質問をしたいときのサポート体制をスクールに確認してみましょう。
どんな人が教えてくれるのか、ホームページを見ただけでは分からないスクールもありますので、説明会へ行って確認してみることをお勧めします。一番いいのは、実際に教えてくれる先生に会えることです。
なんだかんだ言っても最後は「相性」です。
このスクール、この先生は信頼できそうと思えるかどうかが大事です。
そしてもう1つ大事なのが自主学習ですね。
信頼できるスクールに通い、信頼できる先生に教えてもらったとしても、自主学習をしなければTOEICのスコアは上がりません。スクールに行くだけでスコアが上がるほどTOEICは甘くはないのです。
スクールに通えば宿題が出ますから、それをしっかりこなしましょう。
また、言われたことをやるだけでなく、自分なりに工夫もしてみましょう。単語の覚え方、問題の解き方など、工夫できることは多々あります。
スクールにすべて任せっきりにするのは悪い学習者の典型例です。しっかり自分でも努力と工夫をして、TOEICのスコアアップのために頑張ってください。
おわりに
さて、いかがでしたでしょうか。
TOEIC対策を独学でやるか、スクールに通ったほうがいいのか、迷っている方の参考になればと思い、ここまで書いてきました。
英語が苦手でも独学で頑張れる人はいますし、英語が得意でもスクールに通いたい人もいます。
要するに、人それぞれなのです。
TOEIC対策をやろうと決めたら、まずはテキストや勉強法をネットで見てみましょう。
スクールが気になるようであれば、いくつか説明会やカウンセリングに参加してみましょう。
独学か、スクールかで迷っていても何も分かりません。行動を起こして、自分に合うほうを見つけてください。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました!