【2025年版】TOEIC800点におすすめのテキストを選出!
こんにちは、リノキア英語ブログです。
今回は【2025年版】TOEIC800点におすすめのテキストを紹介していきたいと思います。
TOEIC800点というのは非常に高いスコアです。
TOEIC全体の受験者のうち800点以上を取れるのは約15~17%です。
この割合を多いと取るか、少ないと取るかはその人の感覚次第ですが、私に限って言えば「思っていたよりも多い」印象です。
なぜかと言うと、実世界でTOEIC800点以上を持っている人に会うことがほとんどないからです。TOEIC800点以上を持っている人に出会うと、「すごいですね!」とびっくりするわけです。
15~17%の人が取れるという割合から感じる以上に、TOEIC800点を取得する難易度は高いということが言えると思っています。
さて、そんな高難易度のTOEIC800点を達成するにはどんなテキストが効果的なのか。それを部門ごとに選出していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
単語編
TOEIC800点のためには膨大な語彙力が欠かせません。
ここでは語彙力アップを助けてくれるテキストを2冊紹介します。
1.金のセンテンス
収録されている単語はどれもTOEIC800点に必須のものばかりです。これ1冊を覚えれば基本的な単語はカバーできます。
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『金のセンテンス』は1つの例文の中で3~7個の単語を覚える形式です。
この例文をどう使うかが大事で、個人的には例文でディクテーションやシャドーイングを行うことを勧めています。単語を覚えながらリスニング力も鍛えることができて効率がいいからです。
2.プラチナボキャブラリー
こちらに収録されている単語もTOEIC800点に必須のものばかりです。
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『プラチナボキャブラリー』はTOEICのパート1~7に実際に出るような文書が例文になっており、形式も模しているため、TOEICだけを考えた単語集になっています。
例文の使い方がとても大事ですが、『金のセンテンス』とは違って長文もあるので、シャドーイングをする難易度が高いです。ですが長文でもシャドーイングできないとTOEIC800点に必要なリスニング力を身に付けることができません。
単語だけでなくリスニング力、リーディング力アップにも使える単語集ということで、『金のセンテンス』以上に効率がいい単語集となっています。
文法編
TOEICの文法問題は20~25問、つまり全体の20~25%を文法問題が占めているということ。
文法問題は90%以上の正解率を目指していきたい。
文法特急
基礎レベルから発展レベルまで網羅されたテキスト。
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TOEIC800点を目指す人なら基本的な文法は理解しているので、ポイントを突いた問題集のほうがおすすめです。
ネットや書店では『でる1000』と呼ばれる問題集が人気ですが、あの問題集を最後まで使える人はほとんどいません。だいたい途中で飽きるので、1冊ちゃんと最後まで使い倒せる『文法特急』のほうがおすすめです。
公式問題集やリーディング模試でも文法問題を解くことになるので、あえて文法問題だけを大量にやる必要もありません。『文法特急』くらいの問題数がちょうどいいです。
リスニング編
リスニングは、音読・シャドーイングをひたすら練習することが大事です。
シャドーイングが合わない、できない人はオーバーラッピングやディクテーションにしても大丈夫です。
公式問題集「11」と「10」
リスニング教材は公式問題集に絞ってOKです。
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2025年の時点で最新の公式問題集である「11」と「10」を使いましょう。
この2冊で、リスニングテスト4回分(400問)です。
パート1,2はすべて音読、シャドーイングをできるようにしましょう。
4回のテスト合計で124問になります。これだけのパターンをシャドーイングしてインプットすれば、本番でも似たような問題に出会えるでしょう。
パート3,4はどれかテスト1回分をリスニング用教材にしましょう。
題材はパート3で13個、パート4で10個あります。
この合計23個の英文を使い、音読・シャドーイングをひたすら練習しましょう。
シャドーイングが難しければオーバーラッピングに切り替えてもいいですが、できればシャドーイングできることが望ましいです。
なぜならシャドーイングのほうが負荷が高いからです。自然と脳を使うことになるので、リスニングで使う感覚が鍛えられます。でも難しかったらオーバーラッピングやディクテーションで代用できますから、自分に合ったものを選びましょう。
残りの3回分のテストは、練習として何度も解いていきましょう。答えを覚えていても解く意味はあります。
リーディング(読解)編
リーディングのスコアアップには、問題数をこなすことが欠かせません。
大量の問題が収録されたリーディング模試を使いましょう。
1.壁越え模試 リーディング
リーディング模試が5回分、計500問を演習できます。
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私が『壁越え模試リーディング』を推すのは、問題が本番のTOEICに非常に近いからです。
ほかにもリーディング模試はいろいろ売っていますが、TOEICというテストに近いのは『壁越え模試リーディング』だと思っています。
他のリーディング模試は「難しくしすぎている」ものが多いです。たしかに最近のTOEICはリーディングが難しくなってきていますが、難しさの方向性が違うのです。
簡単に言えば、ほとんどのリーディング模試の難しさは意地悪によるものです。壁越え模試には、そうした意味のない意地悪な難しさが一切ありません。
パート5だけはちょっと難易度が高めですが、TOEICに出ることを扱っているので気にしなくて大丈夫です。知らなかったことはちゃんと覚えましょう。
2.公式問題集「11」と「10」
公式問題集2冊でリーディングテスト4回分、つまり400問あります。
壁越え模試の500問と合わせて900問になります。この900問を何度も解いていきます。
TOEIC800点には膨大な語彙力が欠かせません。
TOEIC公式問題集に出てきた知らなかった単語は、できるだけ覚えるようにしましょう。
どんなに馴染みのない単語でも覚えたほうがいいです。公式問題集に出てきた単語は、TOEIC公開テストにも出てきます。
そして正解の理由をちゃんと解説できるように復習しましょう。
何となく正解した、何となく間違えた、で終わらせるのが一番ダメです。
正答はちゃんと根拠があるから正答なのです。
それを自分で言えるようにすれば、確信を持って答えを選べるようになり、リーディングのスコアも上がっていきます。
まとめ
2025年版、TOEIC800点におすすめのテキストを紹介してきました。
1.『金のセンテンス』または『プラチナボキャブラリー』
2.『文法特急』
3.『公式問題集10』
4.『公式問題集11』
5.『壁越え模試リーディング』
たったの5冊でTOEIC800点が取れるのかと思うかもしれません。
でも、大丈夫。
この5冊をしっかり使い込めばTOEIC800点を取るための英語力がつきます。
大事なのは、たくさん反復して身に付けることです。
1回使って終わり……では当然いけません。TOEIC800点が取れるまで何度も繰り返すのです。
今回ご紹介したのは、私が自信を持っておすすめするテキストです。実際に私も使っていますから、経験にも裏打ちされた評価です。
TOEIC800点を本気で目指す方の参考になれば幸いです。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました!