TOEIC

TOEICパート5 練習問題 No.1

公開テストを参考にした練習問題

エイゴドーラク編集長のもこです。いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、2022年9月11日(午前)に受験したTOEIC公開テストを参考に作成したパート5練習問題集をお届けします。

単語力アップのために役立ててほしいので、すべて語彙問題として作成しております。

解説では役立つ情報も入れておりますので、答え合わせの際にご覧いただければと思います。

それでは早速、解いてみましょう!

問題(全5問)

1.—— next month, the admission fee to the Bransford Museum will be increased by 15%.
(A) Therefore
(B) Even though
(C) During
(D) As of

2.Marissa Garcia is indispensable to the team because she is quite —— about legal procedures.
(A) delightful 
(B) knowledgeable 
(C) appropriate 
(D) significant

3.Since Chuo City changed its garbage disposal rules, there has been a welcome change in public —— about recycling.
(A) awareness
(B) corporation
(C) possibility
(D) existence

4.After three hours of discussion, Mr. Travis finally —— most of the board members to vote for his proposal.
(A) declined
(B) negotiated
(C) approved
(D) persuaded

5.Because the new Prix trousers are available in various sizes, customers rarely require ——.
(A) alterations
(B) reservations
(C) explanations
(D) identifications

問題は以上です。答え合わせをしてみましょう。

解答と解説

1.—— next month, the admission fee to the Bransford Museum will be increased by 15%.
(A) Therefore
(B) Even though
(C) During
(D) As of

答え:(A) As of(~から、~の時点で)

まずは文法的観点から。空所後には名詞 next monthがあるので、それとつながるものが入ります。(A) Therefore(それゆえ)は接続副詞なので入りません。(B) Even though(~だけれども)は接続詞なので入りません。(C) During(~の間)と(D) As of(~から、~の時点で)は前置詞なので、このどちらかが入ります。

あとは意味で考え、(D) As of が正解と選びます。「~から」という意味の語句は、ほかにも startingやbeginningが出ます。as ofと同じく、starting next week(来週から)のように使われます。

(訳)来月より、ブランスフォード博物館の入場料は15%値上げされます。

【語句】
・admission fee(入場料)
・increase(~を増やす)


2.Marissa Garcia is indispensable to the team because she is quite —— about legal procedures.
(A) delightful 
(B) knowledgeable 
(C) appropriate 
(D) significant

答え:(B) knowledgeable(知識の豊富な)

正解はすべて形容詞です。特徴を見ていきましょう。

まず正解のknowledgeableは、be knowledgeable about ~(~について知識が豊富である)というフレーズでよく使われます。意味的にも人を指す名詞とつながる形容詞です。

(A) delightful(快適な、楽しい)は、モノを指す名詞とつながります。例:This restaurant is very delightful.(このレストランは非常に居心地がいい)

(C) appropriate(適切な)は、モノを指す名詞とつながります。例:Sandals are not appropriate for formal restaurants.(フォーマルなレストランに、サンダルは適切ではない)

(D) significant(かなりの、重要な)は、モノを指す名詞とつながることが多く、人を指す名詞とはつながりません。例:The new product had a significant impact on our sales.(その新製品は、我々の売上に対してかなりの影響を及ぼした)

(訳)法的手続きの知識が非常に豊富なので、マリッサ・ガルシアはチームにとって欠かせない存在です。

【語句】
・indispensable(欠かせない)
・quite(かなり、とても)
・legal(法的な)
・procedure(手続き)


3.Since Chuo City changed its garbage disposal rules, there has been a welcome change in public —— about recycling.
(A) awareness
(B) corporation
(C) possibility
(D) existence

答え:(A) awareness(意識、気づき)

文脈から、awarenessを選びます。public awarenessで「世間の人々の意識」という意味になり、このフレーズはよく見られます。また、9月のTOEICでは、awareness regarding ~(~についての意識)というフレーズで文中に出ていました。regarding(~について)は、aboutやconcerningと同じ意味であり、まとめて覚えておくと役立ちます。

(B) corporation(企業)は、cooperation(協力)という単語と混同しやすいので、注意してください。(C) possibility(可能性)も (D) existence(存在)も、文意に合わないので、知っていれば消去できますね。

(訳)中央市がごみ捨てルールを変更して以来、リサイクルに対する住民の意識には歓迎すべき変化が見られています。

【語句】
・garbage(ごみ)
・disposal(処分)
・welcome(歓迎すべき)※ここでは形容詞です

※garbage disposal rulesで複合名詞になっています。


4.After three hours of discussion, Mr. Travis finally —— most of the board members to vote for his proposal.
(A) declined
(B) negotiated
(C) approved
(D) persuaded

答え:(D) persuade(~を説得する)

persuade A to do(A説得して~させるという語法があり、まさにそれがこの文にマッチします。意味的にもpersuadeが入ります。

(A) decline(減少する、~を断る)は、意味的に合わないのでハズレです。

(B) negotiate(~を交渉する)は、意味的に入りそうな感じもしますが、目的語には「交渉する内容」が入るという決まりがあります。例:We negotiated the contract.(我々は契約について交渉した)。この文のように人を指す単語が目的語になることはありません。

(C) approve(~を承認する)もnegotiateと同じで、「承認する内容」しか目的語になりません。例:He approved the proposal.(彼はその提案を承認しました)

この問題は、意味だけで考えると悩みます。目的語や語法もしっかり見ることで、単語の正しい使い方を勉強できます。

(訳)3時間の討議のあと、トラヴィス氏はついに取締役会のメンバーのほとんどを説得して、彼の提案に賛成する投票をさせました。

【語句】
・finally(ついに)
・the board members(取締役会)
・vote for ~(~に賛成票を投じる)
・proposal(提案)


5.Because the new Prix trousers are available in various sizes, customers rarely require ——.
(A) alterations
(B) reservations
(C) explanations
(D) identifications

答え:(A) alterations(修正、洋服のお直し)

alterationという単語は、9月のTOEICでは品詞問題で登場しました。動詞形のalter(~を修正する、お直しする)も選択肢にありましたので、併せて覚えておきましょう。

(B) reservation(予約)、(C) explanations(説明)、(D) identifications(身分証明書)はいずれも文意に合わないのでハズレですが、TOEICにおいては超頻出語ですので、絶対に知っておかないといけません。

(訳)新しいプリックス(というブランドの)ズボンは様々なサイズで売られているので、お客がお直しを要求することはめったにありません。

【語句】
・trousers(ズボン)※ズボンは足を入れるところが2本あるので必ず複数形になります。
・available(入手できる、利用できる)
・various(様々な)
・rarely(めったに~ない)
・require(~を求める、要求する)

今回の問題は以上になります。

公開テストを受験したらまたアップしますので、ぜひご覧ください!

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました😎